「黒幕の首輪を外したら」『第43話』の漫画ネタバレと感想|ピッコマ

2022 7/22

2022.07.22 2022.07.22

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ピッコマで配信されている「黒幕の首輪を外したら」の43話のネタバレと感想・考察記事になります。

ピッコマ漫画「黒幕の首輪を外したら」『第43話』のネタバレ・考察

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アジェスターの隠し事

シエリナはミハエルに特別に売ってもらった「魔法の痕跡をたどる装置」を使い、アジェスターの追跡をします。
その先でシエリナが見たものは酒場でアジェスターと謎の女性が酒場で次々と人々を殺害してゆく姿でした。

アジェスターは殺害対象と思っていた最後の一人がシリエナだったことにいまだ動揺していました。
そこにもう一人の謎の女性が現れます。
その姿は先ほどまで殺人をしていたとは思えないほどはつらつとしており、
それどころかシエリナの容姿を見てメルフォルト侯爵家の人間と認識しさらに元気そうに
自己紹介をします。

女性はメルフォルト侯爵家のもとで使用人として働いているジェルダと言うようです。


ジェルダは嬉しそうに他人の血で真っ赤になった両手でシリエナの手を取ります。

シエリナは理解に苦しみます。
なぜ、母親の使用人といるのか…なぜ、アジェスターは何も言ってくれないのか。

色々と思考しますが、ジェルダににっこりと席を外すように言います。

ジェルダが席を外すとシエリナはアジェスターに詰め寄ります。

状況の説明を促しても謝ってばかりのアジェスター。
そして、状況については固く口を閉ざします。

シエリナはアジェスターが自身のそばに残るための最後のチャンスを上げている言います。
それは、アジェスターにとっては最大の弱点となる言葉で、捨てられたくない一心で涙を流します。

シエリナは正直に話すように一気に詰め寄ります。

すると、アジェスターは震えながらすべて話すと言います。

内容はメルフォルト侯爵の指示ですべて動いていた。
侯爵が内密に作ったギルドが物資の横領を始めたので罰せよと命じられたそうです。

睡眠薬は侯爵に呼び出されたこともあり初日から飲んでいなかったと
アジェスターは正直に話します。

そして、侯爵はアジェスターを呼び出しシエリナの結婚相手はアジェスターにはできない、
命令を聞けばシエリナの結婚話をいったん保留にするという条件で、アジェスターには拒否権など一切なかったようです。

本人のいないところで勝手に進められた結婚話に不安は大きくなります。


シエリナの知らぬところで話が進み、
それを知っているアジェスターに対しシエリナは彼のことを何もわかってあげられない悔しさにさいなまれます。

そして、これまでのアジェスターの行動の一つ一つが母親と結びつけることによって、
パズルピースがつながっていく感覚を覚えます。

アジェスターの理解者だと思っていたシエリナはひどくショックを覚えます。
何とかして落ち着きを取り戻そうとするとアジェスターに強く抱きしめられながら
懺悔されます。
すべて、自身のせいだと、責めるアジェスターにシエリナは否定します。
すべては母親のせいだと言います。

そして、あの日何を話したのかとアジェスターに尋ねますが、
彼は何も覚えていないと言います。

その言葉は嘘ではないと感じたシエリナは、このまま平行状態がつづいてもらちが明かないと判断し、
帰ろうと言います。

アジェスターのトラウマと幻覚

酒場の下に降りるとジェルダが声をかけてきますが
シエリナはアジェスターが今は話せる状態じゃないからといい、その場を後にします。

帰路につきアジェスターは体調に変化が訪れてきたようです。
ふらふらと休みたいというアジェスターは薬の副作用なのか冷や汗をかき、
アジェスターは様子が徐々におかしくなってゆきます。

シエリナの声掛けにも反応せず独り言をつぶやくアジェスター。
シエリナは幻覚を見ていると察し目の前のシエリナは本物だと言います。

しかし、アジェスターにはそんな彼女はもう映っていないようで、
突然、アジェスターは手に短剣を取り出し自身額にその剣先を突き立て、自害しようとします。

シエリナはその短剣を自身お怪我などお構いなしに両手で握り必死に自害を止めようとしますが、
アジェスターの瞳には涙が零れ落ちて…